ベングト・ウリーン
( うりーん,べんぐと )1928年生まれ。スウェーデンのウプサラ大学、ストックホルムの王立工科大学で数学を教えた後、1958年より本書の舞台となったシュタイナー学校のクリストファー学園で教鞭をとった。1991年よりストックホルムの教育大学の数学教育担当。
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中学・高校の数学がこうだったなら! フィボナッチ数列、球面幾何など興味深い教材で展開する授業十二例。新しい角度からの数学再入門でもある。
1,650
円978-4-480-09368-4
0141
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2011/04/06
文庫判
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頁自由な教育をうたうシュタイナー学校の中学・高校での数学教育とは?そのユニークな授業が本書でていねいに再現される。数の体系、確率論、フィボナッチ数列、代数、球面幾何学、ブール代数、リーマン積分などの実践12例。予備知識を前提としない課題から、いつしか興味をそそる高等数学へ。また、数学に弱い子でも重要な基本課程を解けるようにするには何を準備したらよいかなど、数学に向き合わせるヒントがあふれている。教師を目ざす人はもちろん、中学・高校の数学を復習したい人にも格好の書。
1 序論
2 思考の修練の道としての数学―かつてと今と
3 授業から生まれたモチーフ
4 思考の修練の場としての数学
5 数学と自然科学
6 学校の科目としての数学
7 数学と思春期
8 目標設定とカリキュラム
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