loading...

ちくま学芸文庫

数学という学問 Ⅰ

——概念を探る

”概念”で辿る数学史

ひとつの学問として、広がり、深まりゆく数学。数・微積分・無限など「概念」の誕生と発展を軸にその歩みを辿る。オリジナル書き下ろし。全3巻。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09421-6

Cコード

0141

整理番号

-28-1

2011/12/07

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

「数」「微分積分」「無限」…新たな概念が生まれるとき、数学はひとつの学問としての深みと広がりを増してゆく。ひとりひとりの数学者の思索が歴史の中で積み重なることで展望が開けてきた、深い数学の森。21世紀にはどのような概念が生まれ、数学の新しい相貌が浮かび上がるだろうか。第1巻は古代人による「自然数」と「零」の発見から19世紀初頭に至るまでの、数学の広がりをたずねる。文庫書き下ろしオリジナルの、“概念”で辿る数学史。

目次

第1部 数学の基礎概念(数
数直線と実数
変数と関数)
第2部 概念の誕生と数学の流れ(数学の概念について
数のはたらき―歴史をふり返る
対数と小数
巾級数―代数と図形の中から
微分積分の誕生―ニュートンとライプニッツ
無限の登場
コーシーの『解析教程』)

著作者プロフィール

志賀浩二

( しが・こうじ )

1930年、新潟県生まれ。東京大学大学院数物系数学科修士課程修了。東京工業大学名誉教授。理学博士。『数学30講』シリーズ(全10巻、朝倉書店)、『無限のなかの数学』(岩波新書)、『大人のための数学』シリーズ(全7巻、紀伊國屋書店)、『無限からの光芒』『数の大航海』(日本評論社)、『数学が歩いてきた道』(PHPサイエンス・ワールド新書)など一般向けの数学啓蒙書を多数執筆しており、第1回日本数学会出版賞を受賞。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本