丹治信春
( たんじ・のぶはる )1949年生まれ。哲学者。東京都立大学名誉教授、日本科学哲学会元会長。専門は科学哲学、言語哲学、心の哲学。著書に『言語と認識のダイナミズム――ウィトゲンシュタインからクワインへ』(勁草書房)、『クワイン』(平凡社ライブラリー)、『論理学入門』(ちくま学芸文庫)などがある。
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「論理的に正しい」とはどういうことか?疑い得ない確実な推論と論証はどうすれば可能なのか?この問いとの格闘のなかで鍛え上げられてきた「論理学」は哲学に必須の学問だが、初学者の誰もがつまずく難関だ。本書では、現代最強のメソッド「タブロー」を用い、システマティックに正しい結論を導きだす画期的方法を伝授する。大学教育の現場で熱い支持を受けてきた名教科書の練習問題を刷新し、独習に便利な解答も収録。たった5つの記号とその操作法を学ぶだけで完全制覇へと導く決定版テキストブック。
第1部 命題論理(命題論理の記号言語
真理値分析とトートロジー
命題論理のタブロー
命題論理における健全性と完全性)
第2部 述語論理(述語論理の記号言語
述語論理における真理値と妥当性
述語論理のタブロー
述語論理における健全性と完全性)
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