G.W.F.ヘーゲル
( げおるく.ヴぃるへるむ.ふりーどりひ.へーげる )G.W.F.ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel):1770-1831年。近代ドイツを代表する哲学者。人間の意識、社会、国家、芸術、文化という精神の現象は、過去の遺産にして賜物でありながら、今まさに変容のさなかにある。人間の精神が歴史に深く根ざしていることを解明した「歴史の哲学者」。著書に『精神現象学』『法哲学』『エンチクロペディー』、講義録に『歴史哲学』『宗教哲学』『美学』など。
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1,870
円978-4-480-09702-6
0110
-10-2
2018/12/10
文庫判
624
頁長大な遍歴のすえ、人間はいかにして「絶対知」へと到達するのか?この書により、哲学史上、かつてない壮大な哲学体系をつくりあげたヘーゲルが、最後に出した答えとは―。平明な語り口でありながら、今後のヘーゲル研究に絶大な影響を与えるであろう緻密な新訳が、その核心を明らかにする。下巻の巻末には、『精神現象学』に数多くちりばめられた、広く知られる名言を拾いあげた「フレーズ索引」を収録。従来のはるか先へと読者の理解を導く。「精神が偉大なものとなるのは、より大きな対立からみずからへと立ちかえる場合である」。
(BB) 精神
Ⅵ 精神
真の精神 人倫
じぶんにとって疎遠となった精神 教養
じぶん自身を確信した精神 道徳性
(CC) 宗教
Ⅶ 宗教
自然的宗教
芸術宗教
啓示宗教
(DD) 絶対知
Ⅷ 絶対知
訳者あとがき
小見出し一覧
フレーズ索引

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