マイケル・S・ガザニガ
( がざにが、まいける・S )1939年生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授(心理学)。同大学「SAGE心の研究センター」所長。カリフォルニア工科大学でロジャー・スペリーの指導を受け、心理生物学のPh.D.を取得。分離脳や右脳/左脳の研究で知られる認知神経科学の世界的権威。おもな著書に、『社会的脳』『脳のなかの倫理』『〈わたし〉はどこにあるのか』などがある。
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人間の脳はほかの動物の脳といったい何が違うのか? 社会性、道徳、情動、芸術など多方面から「人間らしさ」の根源を問う。ガザニガ渾身の大著!
1,430
円978-4-480-09852-8
0145
-47-2
2018/03/06
文庫判
368
頁私たち人間の本質とその起源について、現代科学はどこまで明らかにすることができたのか。脳神経科学のみならず、遺伝学、実験心理学、動物行動学など幅広い学問領域の最先端の研究成果を武器に、その根源に迫るスリリングな試み。下巻では、芸術の誕生や意識の発生について検討し、人間と動物の本質的な相違について総括する。さらに、サイボーグ化、人工知能や遺伝子操作といった人類の未来についても、認知神経科学者ならではの鋭い洞察が展開される。スティーブン・ピンカー、V.S.ラマチャンドランらが激賞した、脳科学研究のトップランナー
第3部 人間であることの栄光(芸術の本能
誰もが二元論者のように振る舞う
意識はどのように生まれるか?)
第4部 現在の制約を超えて(肉体など必要か?)
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