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ちくま学芸文庫

フィレンツェ史 上

権力闘争、周辺国との駆け引き、戦争、そして政権転覆。マキァヴェッリの筆によりさらにドラマチックに彩られるフィレンツェ史。文句なしの面白さ!

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09857-3

Cコード

0122

整理番号

-35-3

2018/04/09

判型

文庫判

ページ数

464

解説

内容紹介

権謀術数ひしめく15世紀末のフィレンツェ。マキァヴェッリは軍事・外交を担当する共和国の官僚として活躍したが、イタリア戦争によってメディチ家が権力の座に戻ると職を追われる。しかしそのずば抜けた才能を評価する枢機卿ジューリオは、歴史理解を統治に生かすべく本書の執筆を依頼。マキァヴェッリはそれに応え、晩年のほぼ全てを費やして人びとの心の内面までをも再現した躍動感あふれる歴史絵巻を描き出した。上巻には古代ローマ時代からメディチ家が権力を掌握する15世紀までを収録。政治の現場に身を置き、場数を踏んだ者だけが読み取る

著作者プロフィール

在里寛司

( ありさと・かんじ )

1936-1998年。イタリア語学者。大阪音大教授などをつとめた。著書に『伊和中辞典』(共著、小学館)、訳書にエンツォ・カルリ『イル・ソドマ』(鹿島出版会)などがある。

米山喜晟

( よねやま・よしあき)

1937年生まれ。イタリア文学者。大阪外国語大学名誉教授。著書に『敗戦が中世フィレンツェを変えた」(近代文芸社)、訳書にベネデット・クローチェ『イタリアとスペイン ルネッサンスにおける文化史的考察』(共訳、恒星社厚生閣)などがある。

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