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ちくま学芸文庫

記号論講義

——日常生活批判のためのレッスン

モノやメディアが現代人に押しつけてくる記号の嵐。それに飲み込まれず日常を生き抜くには? 東京大学の講義をもとにした記号論の教科書決定版!

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09989-1

Cコード

0100

整理番号

-41-2

2020/07/09

判型

文庫判

ページ数

640

解説

内容紹介

社会やモノやメディアが現代人に発信してくる記号の嵐。それに飲み込まれず日常を生き抜くためには、どのような力が必要なのか。本書は、現代思想の基礎となるソシュールやパースの記号論から始まり、テレビCMや雑誌広告・アートと建築・身体と権力・ニュース報道・スポーツイヴェント・サイバースペースにおけるコミュニケーションの各論へと、11のレッスン形式で構成される。それらを通して、読者はセミオ・リテラシー、つまり「意味批判力」を獲得することができるはずだ。東京大学での講義をもとに書かれた、新しい記号論の教科書。

目次

モノについてのレッスン
記号と意味についてのレッスン
メディアとコミュニケーションについてのレッスン
“ここ”についてのレッスン
都市についてのレッスン
欲望についてのレッスン
身体についてのレッスン
象徴政治についてのレッスン
“いま”についてのレッスン
ヴァーチャルについてのレッスン

著作者プロフィール

石田英敬

( いしだ・ひでたか )

1953年、千葉県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学、パリ第10大学大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院情報学環長、総合文化研究科言語情報科学専攻教授。専攻、記号学・メディア論、言語態分析。特に19世紀以後のメディア・テクノロジーの発達と人間文明との関係を研究。編訳書に『ミシェル・フーコー思考集成(全10巻)』、『フーコー・コレクション(全6巻+ガイドブック)』(筑摩書房)、著書に『知のデジタル・シフト』(弘文堂、編著)『アルジャジーラとメディアの壁』(岩波書店、共著)『記号の知/メディアの知』(東京大学出版会)などがある。

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