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ちくま文庫

オトナも子供も大嫌い

定価

528

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42169-2

Cコード

0193

整理番号

-5-6

2005/12/07

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

幼稚園は退園処分、児童劇団は退団、小学校は遅刻常習。険悪なムードの両親…。1960年代、高度成長で世の中が大きく変化し、オトナも子供も悲喜こもごもの暮らしがあった。コドモっぽい同級生を尻目にビートルズに熱をあげるちょっとニヒルな少女アケミの物語。群ようこの出来るまで―小学時代篇。

目次

父の描いた紙ピアノ
私、小学校に行けるの?
はみ出し小学生
面倒くさ
塀の向こうは別世界
一歩間違えば…
ロボット先生の謎の笑み
「ツケベ」な担任
私もおどろきました
給食費を小切手で
テルノおばあちゃん
東京オリンピック
トクホンの赤い跡
ちびっこの好奇心
ビートルズがやってきた
子供の苦労、親知らず
子供なんて大嫌い
練馬の学習院

著作者プロフィール

群ようこ

( むれ・ようこ )

1954年、東京に生まれる。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店などを経て、78年本の雑誌社に入社。その間に書いたエッセイが人気を呼び『午前零時の玄米パン』を刊行。84年退社、執筆に専念。著書に『トラちゃん』『無印良女』『本取り虫』『モモヨ、まだ九十歳』『ビーの話』『馬琴の嫁』『かもめ食堂』『世間のドクダミ』『パンとスープとネコ日和』『おやじネコは縞模様』などエッセイ、小説ともに多数。

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