中島隆信
( なかじま・たかのぶ )1960年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。現在、慶應義塾大学商学部教授。商学博士。実証的な分析を行う一方で、従来の経済学ではなかなか扱われないできた事象を経済学で読み解く一連の仕事を続けている。著書に、『大相撲の経済学』(ちくま文庫)『これも経済学だ!』『子どもをナメるな』(以上、ちくま新書)『日本経済の生産性分析』(日本経済新聞社)、『障害者の経済学』『オバサンの経済学』(以上、東洋経済新報社)がある。
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横綱はなぜ特別視されるのか?八百長疑惑はなぜなくならない?力士という職業の特異性から、大相撲というビジネスのしくみまで、経済学の視点で眺めてみると、角界の意外な(?)合理性が見えてくる。昨今の角界の不祥事を分析し、解決策を提示した「文庫版補章」も収録。
大相撲を経済学の視点で眺めること
力士は会社人間
力士は能力給か
年寄株は年金証書
力士をやめたら何になる?
相撲部屋の経済学
いわゆる「八百長」について
一代年寄は損か得か
外国人力士の問題
横綱審議委員会の謎
特殊なチケット販売制度
角界の構造改革
大相撲から見る日本経済
最近の角界をめぐる動き
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