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ちくま文庫

故事成語で中国を読む

余桃の罪、四面楚歌、 和光同塵……

和光同塵、余桃の罪…知っているようで知らない故事成語の成り立ちと本当の意味を、中国の歴史を貫く考え方に即してわかりやすく語る名講義。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42433-4

Cコード

0195

整理番号

-28-3

2008/05/08

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

和光同塵・四面楚歌・狡兎三窟・余桃の罪…これらの故事成語の本当の意味とは?日本人に馴染みの深い故事成語の成り立ちをわかりやすく語り、その背景にある中国三千年の歴史を貫く考え方を読み解く名講義。

目次

君子と小人
英雄たち
女性
真の友とは?
戦争の論理
理想の政治
学問
少年と歳月
人生の知恵

著作者プロフィール

多久弘一

( たく・ひろいち )

大連生まれ。中国在住20余年。その間、北京大学に留学、旧制奉天第一中学校等に勤務。終戦時、国立瀋陽医学院(旧満州医科大学)東洋医学研究所、岡西為人博士のもと留用日僑となる。帰国後、大学・高校教師を経て、代々木ゼミナール講師を40年以上、その後、同校校長を務めた。主な著書に『漢文楽話』『新版漢文解釈辞典』『香林寺本・?源詩集・読解篇』等がある(著者写真:原敬明)。

この本への感想

「漢文楽話」に続く必読書。社会で働く大人たちに身に着けて欲しい知識のオンパレードです。昼食代程度の金額で、これだけの知識が身につくのです。筆者の多久先生といえば、30代以上の人であれば、大学受験でお世話になった漢文の大先生であることは承知していましょう。受験を離れた立場から、何気ない日常に役立てられる知識を得ることがこの書物からはできます。「疲れたサラリーマン世代に心の潤いを与える書籍」であります。「漢文楽話」とともに必読の一冊でもあります。

あゆ

さん
update: 2008/05/23

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