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ちくま文庫

増補決定版 宮崎駿の〈世界〉

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42488-4

Cコード

0174

整理番号

-25-1

2008/10/08

判型

文庫判

ページ数

624

解説

内容紹介

地下に潜ったかと思ったら、今度はとてつもなく高い場所に上っていく…この世界は横にだけではなく、縦にも広く見渡せるのだ。「本当の表現とはひとつしかない、それを探している」という宮崎駿。その探求の軌跡をてっぺんから根っこまで見つめ直す旅に出る。第24回サントリー学芸賞受賞作を大幅に改稿し、「崖の上のポニョ」までの新作について書き下ろした増補決定版。巻末に養老孟司氏との対談を収録。

目次

第1章 スタジオジブリ作品を振り返る(風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ ほか)
第2章 少年と泥棒と探偵と―初期作品をたどる(未来少年コナン
ルパン三世カリオストロの城 ほか)
第3章 宮崎駿の誕生―漫画映画の伝統から「日常生活の冒険」まで(東映動画で頭角を―『ガリバーの宇宙旅行』
労働現場の連帯から産まれた『太陽の王子ホルスの大冒険』 ほか)
第4章 「心を白紙にしてくれる映画」―宮崎駿論(こんなこと、やっていいの?
本人のパワーと切り離せない ほか)
第5章 フレームを超えた表現を―『千と千尋の神隠し』(少女の恐怖体験
宮崎版『不思議の国のアリス』 ほか)
第6章 すべては動いている―『ハウルの動く城』(三鷹の森ジブリ美術館
アニメで「変わっていく」ということ ほか)
第7章 はじまりの方へ―『崖の上のポニョ』(世界は水をたたえている
「生まれてきてよかった。」 ほか)

著作者プロフィール

切通理作

( きりどおし・りさく )

1964年東京生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。著書に、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社文庫)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『山田洋次の〈世界〉』(ちくま新書)、『失恋論』(角川書店)、『サンタ服を着た女の子 ときめきクリスマス論』(白水社)、『情緒論 セカイをそのまま見るということ』(春秋社)、編著に、『ぼくの命を救ってくれなかったエヴァへ』(三一書房)ほか。http://www.gont.net/risaku/krdsh.shtml

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