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ちくま文庫

ちくま日本文学005 幸田文

自らの足跡を刻むように 文筆を続けた人

勲章 姦声 髪 段 雛 笛 鳩 黒い裾 蜜柑の花まで 浅間山からの手紙 結婚雑談 長い時のあと みそっかす 他 【解説: 安野光雅 】

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42505-8

Cコード

0193

整理番号

2007/11/20

判型

文庫判

ページ数

480

解説

内容紹介

自らの足跡を刻むように文筆を続けた人。

目次

勲章
姦声





黒い裾
蜜柑の花まで
浅間山からの手紙
結婚雑談
長い時のあと
みそっかす
対談 樹木と語る楽しさ

著作者プロフィール

幸田文

( こうだ・あや )

1904-1990。東京向島の生まれ。父露伴より家事、身辺にわたりきびしい躾をうける。24歳のとき嫁いだが10年後に離婚。実家にもどり晩年の父をみる。その死を述べた「終焉」「葬送の記」で文壇に登場。つづいて「こんなこと」「みそっかす」。ほかに長編「流れる」「勲章」「笛」など。ジャーナリズムと隔たりをとり、みずからの足跡に刻むようにして文筆をつづけた。

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