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ちくま文庫

猿蟹合戦とは何か 清水義範パスティーシュ100 一の巻 

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42551-5

Cコード

0193

整理番号

-33-1

2008/12/10

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

文学はパスティーシュという形式によって継承されていく。著者自身が厳選した100のパスティーシュ作品を6分冊で刊行。本書には、文体模倣による17作品を収録。

目次

猿蟹の賦
猿蟹合戦とは何か
二十一の異なるバージョンによる前文
猿取佐助
パウダー・スノー
笠地蔵峠
半村良『江戸群盗伝』の解説
女殺油地獄
船が州を上へ行く
聖書
彼ら
ティンカー・ベルの日記
ダイヤの花見
四畳半調理の拘泥
罪と罰
アンドレ・クレージュ
ジョルジュ・アルマーニ

著作者プロフィール

清水義範

( しみず・よしのり )

1947年名古屋生まれ。愛知教育大学卒業。『蕎麦ときしめん』『永遠のジャック&ベティ』などでパスティーシュの手法を用いて話題になる。1988年『国語入試問題必勝法』で吉川英治文学新人賞を受賞。その後もパスティーシュ作品を数多く発表。主著に『おもしろくても理科』『アキレスと亀』『飛びすぎる教室』『冬至祭』『ドン・キホーテの末裔』『早わかり世界の文学』『行儀よくしろ。』など多数。

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