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ちくま文庫

与太郎戦記ああ戦友

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42795-3

Cコード

0195

整理番号

-24-3

2011/02/08

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

『与太郎戦記』『陸軍落語兵』に続く、第三作。兵隊生活五年、負傷して復員し、復職できなくなった秋本青年は、落語家になることを決意。前座としての奮闘努力、お客に受けなければ、お金を稼がなければと必死の二つ目時代、そしてついに真打昇進を果たし、売れっ子落語家に。そんな彼と苦楽をともにする個性豊かな芸人仲間たち、生死のかかった日々を過ごした戦友たちとの交流。

目次

1 戦いすんで日が暮れて…の巻(終戦の辞
涙の病院生活 ほか)
2 前座奮戦す…の巻(元中隊長訪問
ビール運び ほか)
3 敵は幾万ありとても…の巻(落語作家志願
「ガード下」誕生 ほか)
4 アルバイトはつらいよ…の巻(寄席炎上
両国の花火 ほか)
5 マスコミ界へ突撃…の巻(落語討論会
真打昇進 ほか)
6 ああ戦友…の巻(初恋談義
涙の対面 ほか)

著作者プロフィール

春風亭柳昇

( しゅんぷうてい・りゅうしょう )

1920年東京生まれ。本名秋本安雄。第二次世界大戦に陸軍歩兵として従軍。六代目春風亭柳橋の長男と戦友だった縁で、復員後の1946年入門。柳之助で前座。二つ目昇進で柳昇。1958年真打ち。出囃子は「お前とならば」。新作落語を得意とした。著作は『与太郎戦記』(ちくま文庫)、短歌集『今日は誰かの誕生日』など多数。日本演芸家連合会長、落語芸術協会理事長などを歴任。1982年芸術祭優秀賞受賞、1990年勲四等瑞宝章受章。2003年6月、胃がんのため没。享年82歳。

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