絶滅危急季語辞典

夏井 いつき

あれも季語 これも……季語?

「ぎぎ・ぐぐ」「われから」「子持花椰菜」「大根祝う」……消えゆく季語に新たな命を吹き込む読み物辞典。超絶季語続出の第二弾。
【解説: 古谷徹 】

絶滅危急季語辞典
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0192
  • 整理番号:な-39-2
  • 刊行日: 2011/08/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-42839-4
  • JANコード:9784480428394
夏井 いつき
夏井 いつき

ナツイ イツキ

1957年愛媛県生まれ。俳句集団「いつき組」組長。中学校国語教諭を経て、俳人へ転身。1994年に「俳壇賞」を、2000年には「中新田俳句大賞」を受賞。テレビ、ラジオの出演の他、俳句の授業「句会ライブ」を開催、全国高校俳句選手権「俳句甲子園」の運営にも携わるなど、全国的に活動中。主な著書に、第一句集『伊月集 龍』(本阿弥書店)、第二句集『伊月集 梟』(有限会社マルコボ.コム)、『絶滅寸前季語辞典』(東京堂出版/ちくま文庫)、『子規365日』(朝日新書)などがある。

この本の内容

『ぎぎ・ぐぐ』ゴンズイ科の海水魚。胸鰭の棘を動かして「ぎぎ」「ぐぐ」と鳴く。『オランダ雉隠』アスパラガス。ちなみにブロッコリは『子持花椰菜』である。『われから』藻に鳴く虫といわれる、謎多き虫。『雪坊主』雪国の妖怪。『大根祝う』鏡餅の上に輪切りの大根を飾る、元日の宮中の風習。―消えゆく季語に新たな命を吹き込む読み物辞典。超絶季語続出の第二弾。

この本の目次

春(石牡丹
磯嘆き ほか)
夏(鮎もどき
鴬の付子 ほか)
秋(秋渇き
秋の村雨 ほか)
冬(綾取
負真綿 ほか)
新年(大服
女礼者 ほか)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可