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ちくま文庫

戦国美女は幸せだったか

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42843-1

Cコード

0121

整理番号

-59-1

2011/07/06

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

男ばかりが注目される戦国時代。しかし、そこに生きる女たちは賢く、したたかで、男どもよりも強かった。仰天の才覚と胆力で、乱世に影響を与え、日本史をつくった女性たちの生き方とは。お市の方と娘たち(茶々、初、江)の運命を分けた瞬間、ガラシャ夫人の悲運、名将たちの生活から、町娘たちの奔放な性感覚まで。

目次

第1章 宣教師が驚いた戦国日本女性(宣教師の苦悩
堕胎と嬰児殺し ほか)
第2章 実家と正室・側室(信長の愛妾、吉乃
秀吉の出世と吉乃 ほか)
第3章 女の意地(謎だらけの明智光秀
光秀と運命を共にした妻・煕子 ほか)
第4章 政略結婚と女の幸せ(実家に戻された家康の母
家康と母の再会 ほか)
第5章 戦国は女性ではじまり、女性で終わった(女性と“声なき者”
日野富子と、今参局の確執 ほか)

著作者プロフィール

加来耕三

( かく・こうぞう )

1958年大阪生まれ。奈良大学文学部史学科卒。同大学研究員を経て、歴史作家となる。『歴史研究』編集委員。著作・講演活動のほか、テレビ、ラジオ番組で監修・出演なども多数手がけている。独自の歴史組織学を提唱し、心理学・哲学を応用した執筆と研究を進めている。近著に『歴史を動かした会議』(朝日新聞出版・朝日新書)、『徳川三代記』『名創業者に学ぶ人間学 十大財閥E』(いずれもポプラ社)、『海援隊異聞??海防から商社へ』(時事通信出版局)『うわさの日本史』(日本放送出版協会・NHK出版生活人新書)など多数。

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