大川渉
( おおかわ・わたる )1959年生まれ。大阪で育つ。文筆家。早稲田大学卒業。酒場巡りや町歩きに関するエッセイや書評などを新聞・雑誌に執筆。無頼派の作家、作品に詳しい。著書に『下町酒場巡礼』『文士風狂録─青山光二が語る昭和の作家たち』『東京オブジェ』など。編集と解説を担当したアンソロジーに『聴雨・螢 織田作之助短篇集』『短篇礼讃 忘れかけた名品』がある。
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名所・旧跡を訪ねるのもいいが、下町の路地から路地へと散策するのも面白い。そして、ふと立ち寄った居酒屋で飲む最初の一杯の旨さ!酒場めぐりの達人が、東京の繁華街から場末まで、縦横無尽に歩きまわる。人と出会い、風景になごみ、たどり着くのは、なじみのカウンター。町歩きの最後は酒で締める。これぞ大人の楽しみ。
第1章 華やかさと懐かしさ
第2章 テッテイ場末歩き
第3章 川風に吹かれて
第4章 坂の上も下も
第5章 海を感じながら
第6章 城北の町あっちこっち
第7章 ちょっと文化の薫り
第8章 オシャレな町の片隅で
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