loading...

ちくま文庫

テレビは何を伝えてきたか

——草創期からデジタル時代へ

テレビの青春時代を 語り尽くそう

テレビを巡る環境は一変した。草創期から番組作りに携わった「生き字引」の三人が、秘話をまじえて歴史を辿り、新時代へ向けて提言する。

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42957-5

Cコード

0165

整理番号

-36-1

2012/06/06

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

1953年に開始されたテレビ放送はデジタルに完全移行し、ネットの普及とともに新時代に突入した。生放送時代の試行錯誤、技術革新による演出の変化、時代を映し出すスターやタレントの変遷、制作プロダクションの参入―草創期から番組作りに携わってきた「テレビの生き字引」ともいうべき三人が、ゲストも交えてテレビの歴史を振り返り、基幹メディアであり続けるための課題について提言する。

目次

第1章 テレビ放送がはじまった
第2章 バラエティーとモラル
第3章 視聴者をどう捉えるか
第4章 制作現場のあるべき姿とは
第5章 制作現場に夢を取り戻すために
第6章 テレビ史を彩った女優たち
第7章 心に残る男優・タレント
第8章 わたしの修業時代
第9章 大震災とメディア
第10章 スポーツ、子ども番組
第11章 テレビに望むもの―山田太一氏を迎えて
第12章 デジタル時代のテレビ―北川信氏を迎えて

著作者プロフィール

植村鞆音

( うえむら・ともね )

1938年、愛媛県生まれ。64年、東京12チャンネル入社。主に編成を経て、99年、テレビ東京制作代表取締役社長。主な著書に『直木三十五伝』『歴史の教師 植村清二』など。

大山勝美

( おおやま・かつみ )

1932年、鹿児島県生まれ。57年、ラジオ東京(現TBS)入社。ドラマの演出・制作を手掛け、92年、KAZUMOを設立。「岸辺のアルバム」 「ふぞろいの林檎たち」などを手がける。

澤田隆治

( さわだ・たかはる)

1933年、大阪府生まれ。55年、朝日放送入社。主にコメディー番組の企画・制作に携わり、75年、東阪企画設立。「新婚さんいらっしゃい」 「ズームイン!!朝!」などを手がける。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本