柳家喬太郎
( やなぎや・きょうたろう )本名・小原正也。落語家。昭和38(1963)年東京生まれ。書店勤務を経て、平成元年に柳家さん喬へ入門、平成12年に真打に昇進。平成10年NHK新人演芸大賞「落語部門大賞」、平成16年度、17年度、18年度国立演芸場花形演芸会大賞、平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞「大衆芸能部門」等、受賞多数。古典、新作ともに高い評価を得ている。著書に『江戸料理 平らげて一席』(小学館)、共著として『落語教育委員会』(東京書籍)がある。
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落語ブームの中心の一人として活躍する著者が自ら演じ、愛する古典落語についてつづった初エッセイ集。道潅、子ほめ、道具屋などの前座噺から、らくだ、心眼等の大ネタまで五十席のあらすじ紹介や解説はもちろん、演じる立場からみた作品論、やりどころや難しさのエピソードも満載。
道潅
子ほめ
道具屋
まんじゅうこわい
粗忽の使者
錦の袈裟
反対俥
按摩の炬燵
初天神
看板のピン
転宅
長屋の花見
寝床
提灯屋
ちりとてちん
青菜
目黒の秋刀魚
棉医者
野ざらし
夢金
寿限無
元犬
愛宕山
松竹梅
蟇の油
長短
たちきり
猫の災難
千早振る
動物園
味噌蔵
時そば
二番煎じ
蒟蒻問答
浮世床
らくだ
笠碁
仏馬
船徳
心眼
たらちね
家見舞
掛取萬歳
ねずみ
引越しの夢
小言幸兵衛
うどんや
百川
不動坊
竹の水仙
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