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ちくま文庫

総天然色 廃墟本remix

盛 者 必 衰 生 々 流 転 オールカラーで綴る無常の記録

盛者必衰の情景に何を思うか。野ざらしの遊園地やホテル、鉱山町の産業遺構、心霊スポットと化した廃病院……。単行本未収録を含むオールカラー。

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43154-7

Cコード

0195

整理番号

-45-1

2014/04/09

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

かつて家族連れで賑わった遊園地、日本の近代化を支えた鉱山町の産業遺構、バブルに踊ったリゾートホテル、心霊スポットと化した廃病院…打ち捨てられ忌み嫌われながら土となる廃墟が爪弾く盛者必衰・生々流転の物語。現実社会の鏡像たる廃墟空間に、人は我が身を投影し、未来に想いを馳せる―。単行本未収録物件を含む、解体されこの世界から消えた廃墟46件を厳選。オールカラー。

目次

旧長崎刑務所(長崎県諌早市野中町)
旅館玉泉楼新玉乃湯(神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤)
釜石鉱山大橋選鉱所(岩手県釜石市甲子町)
古関小学校折八分校(山梨県南巨摩郡身延町折門)
カッパピア(群馬県高崎市石原町)
ホテル阪東橋(静岡県熱海市伊豆山)
ポプラ病院(静岡県三島市安久)
ホテルリリ(北海道夕張郡由仁町)
片山津ロイヤルホテル(石川県加賀市片山津町)
鳥取プレイランド(鳥取県鳥取市国府町菅野)〔ほか〕

著作者プロフィール

中田薫

( なかた・かおる )

1968年新潟県生まれ。ライター、デザイナー、編集者として、数多くの雑誌や書籍の制作に関わる。主な著書に『廃墟本』シリーズ、絵本『ホントにいるかも? コワ~イなかまたち』など多数。また、秘密のペンネームで児童書なども執筆している。

中筋純

( なかすじ・じゅん )

1966年和歌山県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業後、出版社勤務を経て中筋写真事務所設立。仕事で始めた廃墟撮影は今ではライフワークに。著書に『廃墟チェルノブイリ』『チェルノブイリ 春』、『廃墟本』シリーズなど多数。

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