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ちくま文庫

ザ・フィフティーズ2

——1950年代アメリカの光と影

60年代の革命に向けて 時代はすでに動いている。

FBIやCIAの暗躍。エルヴィスとディーンの登場。そして公民権をめぐる黒人の戦いなどが描かれる第二巻。巻末対談は越智道雄×町山智浩。

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43286-5

Cコード

0122

整理番号

-46-2

2015/09/09

判型

文庫判

ページ数

400

解説

内容紹介

平和と繁栄を謳歌しているように見えながらも、裏では、暗い政治家たちが暗躍していたアメリカの50年代。FBIやCIAは暴走し、大統領ですら制御できない。一方、エルヴィスとディーンの登場で若者文化が一変する。黒人差別に対する戦いもすでにはじまっており、この時すでに60年代の革命の種は、ひそかに蒔かれている。

目次

リチャード・ニクソン
フーヴァーのFBI
CIAの暗躍
グアテマラのクーデター
国務長官ダレス
分離主義の違憲判決
反動と闘争
集団移住
エルヴィスとディーン
ゼネラル・モーターズの繁栄
広告の時代
テレビの中の「理想」
『灰色の服を着た男』と『ホワイト・カラー』

著作者プロフィール

デイヴィッド・ハルバースタム

( はるばーすたむ,でいヴぃっど )

1934年ニューヨーク生まれ。ジャーナリスト。ハーバード大学卒業。ニューヨークタイムズの海外特派員として活躍する。64年、ベトナム戦争報道によりピュリッツアー賞を受賞。取材の対象は、政治、経済、産業、社会からスポーツ、人物など極めて広範に及ぶ。2007年没。著書に『ベスト&ブライテスト』『メディアの権力』『栄光と狂気』『ザ・コールデスト・ウインター』など多数がある。

峯村利哉

( みねむら・としや )

1965年生まれ。翻訳家。青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒。訳書に、英「エコノミスト」編集部『2050年の世界』(共訳、文春文庫)、ジョセフ・E・スティグリッツ『世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠』(徳間書?X)、ロン・ラッシュ『セリーナ』(集英社文庫)、ジャイルズ・ルーリー『社長のための世界の朝礼ネタ集』(ヒカルランド)などがある。

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