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ちくま文庫

風山房風呂焚き唄

明治文学者の貧乏ぶり、死刑執行方法、ひとり酒ほか、長編エッセイ(表題作)をはじめ、旅、食べ物、読書をテーマとしたファン垂涎のエッセイ群。

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43378-7

Cコード

0195

整理番号

-22-38

2016/08/08

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

執筆上のうっかり話、明治の文学者の貧乏ぶりから死刑執行方法、はては「一握の牌」という歌つくりまで、妄想はばたく長編エッセイ(表題作)ほか、旅、食べ物、読書をテーマに、著者の万華鏡のような魅力があふれるエッセイ集。

目次

1 のんき旅(途中下車無用
山中の花
高士の旅 ほか)
2 食はおそうざいにあり(オキュート
ひとり酒
ばんめし ほか)
3 読書ノート(挫折した人間としてとらえる―『真説宮本武蔵』(司馬遼太郎)
人生の本―『漱石書簡集』
書店的書斎の夢 ほか)
4 風山房風呂焚き唄

著作者プロフィール

山田風太郎

( やまだ・ふうたろう )

1922年、兵庫県養父郡の医家に生まれる。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで数々の“風太郎忍法”を生み出し忍法帖ブームをまきおこす。『警視庁草紙』などの明治を舞台にした小説や、『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』をはじめ死を見つめた著書等多数。1997年第45回菊池寛賞を受賞。 2001年、尊敬する江戸川乱歩と同じ、7月28日没。

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