坪内祐三
( つぼうち・ゆうぞう )坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう):1958年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院修士課程修了。編集者を経て文筆家へ。1997年『ストリートワイズ』でデビュー。2001年『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞受賞。著書に『靖国』『『別れる理由』が気になって』『探訪記者 松崎天民』『文庫本を狙え!』など多数。2020年逝去。
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「週刊文春」誌上で20年に及ぶ長期連載をつづける坪内祐三「文庫本を狙え!」。本書はその原型ともいうべきスタートから171回分を収録。古典的名作からサブカル・雑本など、毎月次々と刊行される文庫本のヤマのなかから、おすすめの1冊を毎週選び出す。かつては新刊書評であったものが、20年たつことで絶好の古本案内としても読むことができる。
高見澤潤子『のらくろひとりぼっち』
山口瞳『江分利満氏の華麗な生活』
篠田鉱造『明治百話』上下
ルネ・ドーマル/巖谷國士訳『類推の山』
澤田隆治『上方芸能列伝』
金子光晴『絶望の精神史』
椎名誠『さらば国分寺書店のオババ』
三田村鳶魚『捕物の話鳶魚江戸文庫1』
産経新聞社会部『葬送』
唐沢俊一編著『星を喰った男』〔ほか〕
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