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ちくま文庫

文豪文士が愛した映画たち

——昭和の作家映画論コレクション

谷崎、荷風、乱歩・・・映画に魅せられた昭和を代表する作家二十数名の映画に関する文章を編む。読めば映画が見たくなる極上シネマ・アンソロジー。

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43491-3

Cコード

0195

整理番号

-3-1

2018/01/10

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

昭和を代表する作家が新聞や雑誌を中心に寄稿した映画に関する文章を集める懐かしく魅力的なシネマ・ガイド。“映画を見ていなくても楽しめる”オリジナル・アンソロジー。「映画黄金時代」の名作、傑作を中心に作品を選定。

目次

第1章 アメリカ映画を読む(「怒りの葡萄」とアメリカ的楽天主義(福永武彦)
「陽のあたる場所」を見る(高見順) ほか)
第2章 ヨーロッパ映画を読む(「女だけの都」への所感(林芙美子)
日本脱出の夢(開高健) ほか)
第3章 憧れの映画スタア/映画人(チャールズ・チャップリン
ジャン・コクトオ ほか)
第4章 文豪文士と映画(「カリガリ博士」を巡って
映画界を斬る ほか)
第5章 文豪文士、映画を語る(太宰治先生訪問記(関千恵子)
永井荷風先生映画ゾラの『女優ナナ』を語る(永井荷風(聞き手:角田敏夫、石井柳子)) ほか)

著作者プロフィール

根本隆一郎

( ねもと・りゅういちろう )

1961年埼玉県所沢市生まれ。中央大学法学部中退。「NPO法人古き良き文化を継承する会」代表理事として展覧会やイベント、出版企画・編集など手掛けている。展覧会として「生誕100年野口久光の世界展」、「野口久光シネマ・グラフィックス展」など。出版企画として『’S Wonderful 華麗なるミュージカル映画の世界。』(開発社2008 第27回雑学出版賞受賞)、『野口久光 シネマ・グラフィックス』(開発社2011)、『談志映画噺』立川談志著(朝日新書2008)、『「ライヴ・イン・ジャパン」コレクション 1966-1993』鈴木道子編(河出書房新社2014 第27回日本ミュージック・ペンクラブ著作出版物賞受賞)、『野口久光 ジャズの黄金時代』(ヤマハミュージックメディア2017)など多数。DVD作品として大林宣彦監督作品「思い出は映画とともに」(企画・製作2014)がある。

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