文豪文士が愛した映画たち ─昭和の作家映画論コレクション
谷崎、荷風、乱歩・・・映画に魅せられた昭和を代表する作家二十数名の映画に関する文章を編む。読めば映画が見たくなる極上シネマ・アンソロジー。
昭和を代表する作家が新聞や雑誌を中心に寄稿した映画に関する文章を集める懐かしく魅力的なシネマ・ガイド。“映画を見ていなくても楽しめる”オリジナル・アンソロジー。「映画黄金時代」の名作、傑作を中心に作品を選定。
第1章 アメリカ映画を読む(「怒りの葡萄」とアメリカ的楽天主義(福永武彦)
「陽のあたる場所」を見る(高見順) ほか)
第2章 ヨーロッパ映画を読む(「女だけの都」への所感(林芙美子)
日本脱出の夢(開高健) ほか)
第3章 憧れの映画スタア/映画人(チャールズ・チャップリン
ジャン・コクトオ ほか)
第4章 文豪文士と映画(「カリガリ博士」を巡って
映画界を斬る ほか)
第5章 文豪文士、映画を語る(太宰治先生訪問記(関千恵子)
永井荷風先生映画ゾラの『女優ナナ』を語る(永井荷風(聞き手:角田敏夫、石井柳子)) ほか)
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