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ちくま文庫

赤い猫

——ミステリ短篇傑作選

爽やかなユーモアと本格推理、そしてほろ苦さを少々。日本推理作家協会賞受賞の表題作ほか日本のクリスティーの魅力をたっぷり堪能できる傑作選。

日本推理作家協会賞

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43518-7

Cコード

0193

整理番号

-18-1

2018/05/09

判型

文庫判

ページ数

448

解説

内容紹介

車椅子の老婦人が18年前の惨劇の真相に迫る表題作ほか、ミステリの面白さを目一杯つめこんだ「日本のクリスティ」珠玉の作品集。

著作者プロフィール

仁木悦子

( にき・えつこ )

1928年、東京生まれ。4歳のときに病気によって両足が麻痺し歩行不能となる。はじめ児童文学で活躍するが、57年に『猫が知っていた』が第3回江戸川乱歩賞を受賞したことで推理作家としてデビュー。雄太郎と悦子の仁木兄妹を主人公としたシリーズをはじめ、明るい作風から「日本のクリスティー」と呼ばれた。81年に「赤い猫」が第34回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。1986年歿。

日下三蔵

( くさか・さんぞう )

1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト。ちくま文庫では山川方夫、都筑道夫、田中小実昌、結城昌治など多数の編書を手がける。

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