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ちくま文庫

注文の多い注文書

「この世にないもの探してください」、小説の行間にひっそり隠れた〈もの〉をめぐって、二つの才能が火花を散らす贅沢な短編集! 解説 平松洋子

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43593-4

Cコード

0193

整理番号

-45-2

2019/06/10

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

サリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」、村上春樹の「貧乏な叔母さんの話」、内田百閒の「冥途」など、5つの物語に登場する“この世にないもの”を小川洋子が注文し、クラフト・エヴィング商會が探し出す…。はたして「ない」はずのものは、注文主に届けられるのか?現実と架空が入り混じる世界で、2組の作家が想像力の火花を散らす前代未聞の小説。

著作者プロフィール

小川洋子

( おがわ・ようこ )

1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。91年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞を受賞。その後も様々な作品を通じて、私たちを静謐な世界へと導いてくれている。著書に『冷めない紅茶』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの日記』『偶然の祝福』『まぶた』『博士の愛した数式』『ブラフマンの埋葬』『世にも美しい数学入門』(藤原正彦氏との共著)『ミーナの行進』(谷崎潤一郎賞受賞)などがある。

クラフト・エヴィング商會

( くらふと・えヴぃんぐしょうかい )

クラフト・エヴィング商會(クラフト・エヴィングしょうかい):吉田浩美と吉田篤弘による制作ユニット。著書に『クラウド・コレクター雲をつかむような話』『すぐそこの遠い場所』『ないもの、あります』『おかしな本棚』、吉田浩美の著作として『a piece of cake』、吉田篤弘の著作として、『月とコーヒー』『おやすみ、東京』『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『遠くの街に犬の吠える』『雲と鉛筆』などがある。著作の他に装幀の仕事を数多く手がけ、2001年、講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞している。

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