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ちくま文庫

太陽にほえろ!伝説

72年から86年まで放映された『太陽にほえろ!』。制作秘話から萩原健一や松田優作など人気刑事の素顔まで、伝説のプロデューサーが語り尽くす。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43633-7

Cコード

0174

整理番号

-73-1

2020/02/10

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

’72年から’86年まで放映された、『太陽にほえろ!』。従来の刑事ドラマの型を破り、銀幕の大スター石原裕次郎やGSのアイドル萩原健一を得て、刑事に焦点を当てた「青春アクションドラマ」としてスタート。主人公の萩原が降板を申し出たことが殉職劇を生み、続く松田優作など無名の新人が次々とスターへ。テレビも青春期、キャスト・スタッフが若い感性で開拓し続けた15年。豊富な写真と共に詳述する永久保存版!

目次

プロローグ
第1章 「青春刑事ドラマ」の誕生
第2章 愛すべきわれらがボス
第3章 マカロニとショーケン
第4章 風のように走り抜けた男・ジーパン
第5章 山さんの大いなる力
第6章 三代目「ジュン」と新人教育
第7章 岡田流ドラマ作りのポリシー
第8章 『太陽』を陰で支えた立役者たち
第9章 大ヒットの波及効果と転換期
第10章 新たな時代を迎えて
エピローグ 素晴しきパートナー
私が選んだ『太陽にほえろ!』ベスト・エピソード100
『太陽にほえろ!』全作品リスト

著作者プロフィール

岡田晋吉

( おかだ・ひろきち )

1935年生まれ。日本テレビのプロデューサー。1957年の日本テレビ入社と同時に海外ドラマの吹き替え版制作を担当。その後、1963年の「宇宙Gメン」を皮切りに国産テレビドラマの制作に携わる。『青春とはなんだ』『これが青春だ』や『おれは男だ!』などの青春シリーズ、『東京バイパス指令』を経て『太陽にほえろ!』、『俺たちの旅』、『大都会』シリーズ、『あぶない刑事』などを手がけた。中京テレビ時代は民放連放送倫理小委員を歴任し、放送と人権等権利に関する委員会(放送人権委員会)、放送と青少年に関する委員会などの創設にも関わっている。著書に『太陽にほえろ!伝説』(ちくま文庫)、『ショーケンと優作、そして裕次郎』(KADOKAWA)などがある。

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