loading...

ちくま文庫

「世間」心得帖

世間知らずの若き日に学んだ世間、文士の万華鏡的世間、長年「世間」について考察してきた著者が、経験と博識とユーモアを駆使して語る巷の真実。

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43773-0

Cコード

0195

整理番号

-26-11

2021/10/07

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

世間知らずの若き日に学んだ世間、文士の万華鏡的世間、長年「世間」について考察してきた著者が、経験と博識とユーモアを駆使して語る巷の真実。
「社会学部はあっても世間学部はなくて、世間そのものは厳然としてあるのだった。世間は学問のレベルをはるかに超越した虚空にあるものと思えた」(本文より)。
若き日に学んだ「世間」、万華鏡のように千変万化する文士的「世間」、夫婦の、老人の……変遷するこの不可思議なものを追いながら、巷に潜む「世間」を描く。博識と豊富な経験とユーモアが横溢し、熟達の筆が明らかにする「世間」の姿とは。

目次

序章 「世間知らず」から始まる
1 あの世と脳内世間
2 世間というワクチン
3 文士と世間万華鏡
4 「世間」を味わいつくす

著作者プロフィール

嵐山光三郎

( あらしやま・こうざぶろう )

嵐山 光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「下り坂」繁盛記』『不良定年』『ごはん通』『「世間」心得帖』『年をとったら驚いた!』『枯れてたまるか !』『超訳 芭蕉百句』など著書多数。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本