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ちくま文庫

野呂邦暢 古本屋写真集

夭折の芥川賞作家・野?C邦暢が密かに撮りためた古本屋写真が存在する。2015年に書籍化された際、話題をさらった写真集が再編集で奇跡の文庫化。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43777-8

Cコード

0172

整理番号

-16-2

2021/11/10

判型

文庫判

ページ数

208

解説

内容紹介

2015年に古書店の盛林堂書房より刊行された野呂邦暢自身が撮りためていた1970年代の古書店のスナップ写真を岡崎氏、小山氏がまとめたもの。現在は古書価で数万円の値で取引されることもある。

目次

第1部 古本屋写真集(神保町/早稲田/渋谷/池袋/広島/荻窪
店頭スナップ・他
野呂邦暢自宅本棚
野呂邦暢の視線を追跡して)
第2部 古本のある日々 野呂邦暢エッセイ(蔵書票
魔の山
阿蘭陀組曲
名曲喫茶「らんぶる」
赤鉛筆
革命か反抗か
エミリーの薔薇
ユンクとブラウン
ODE MARITIME)
第3部 野呂邦暢と古本屋 岡崎武志・小山力也編者対談

著作者プロフィール

野呂邦暢

( のろ・くにのぶ )

1937年長崎市生まれ。戦時中に諌早市に疎開、長崎被爆のため戦後も同市に住む。長崎県立諫早高校卒業後上京するもほどなく帰郷、1957年陸上自衛隊に入隊。翌年除隊し、諌早に戻り家庭教師をしながら文学をこころざす。1965年「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作入選。1974年自衛隊体験をベースにした「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。1976年、初めての歴史小説「諌早菖蒲日記」発表。1980年に急逝する。著書に『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)、『野呂邦暢小説集成』(文遊社)、『白桃』(みすず書房)などがある。

岡崎武志

( おかざき・たけし )

岡崎 武志(おかざき・たけし):1957年大阪府生まれ。書評家、ライター。『古本大全』『ここが私の東京』、編書に『愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集』(以上、ちくま文庫)など、古本や出版に関する著作は多数。

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