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ちくま文庫

中央線がなかったら 見えてくる東京の古層

中央線がもしなかったら? 中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺……地形、水、古道、神社等に注目すれば東京の古代・中世が見えてくる! 対談を増補。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43788-4

Cコード

0125

整理番号

-55-1

2022/01/06

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

「中央線がもしなかったら?」そう考えて街を見てみれば、そこにはいつもと違った景色が現れる。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺・府中、日野……沿線の街を地形、水、古道、神社、商店街に注目して歩けば、古代・中世が見えてくる! 鉄道中心の視点を脱し、土地を見る目を養う「まち歩き」最高の入門書。地形がよくわかるカラーマップ付。近年の中央線沿線の変化をめぐる対談も新たに収録。

目次

対談 近代以前の東京の原形を探る(陣内秀信
三浦展)
第1部 中野・杉並編(新宿?中野―青梅街道から中央線へ移動した軸
高円寺―前近代の宗教地域から近代軍事都市へ
阿佐ヶ谷―聖域・湧水・古道・河川・釣り堀から読む地域構造)
第2部 多摩編(国分寺?府中―いにしえの東京を探しに、古代武蔵の中心をめぐる
日野―用水路を軸とした農村、宿場から鉄道中心のベッドタウンへ)
文庫版対談 「鉄道がなかったら」という視点が新しい郊外を生む!(陣内秀信
三浦展)

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