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ちくま文庫

狂言サイボーグ 増補新版

七百年の歴史を背負う狂言師の身体はどのようにつくられたのか。狂言を生きることを率直に語り、伝統芸能の本質に迫った原点の書。解説 河合祥一郎

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43901-7

Cコード

0195

整理番号

-17-1

2023/09/07

判型

文庫判

ページ数

240

解説

河合祥一郎

内容紹介

七百年の歴史を背負う狂言師の身体はどのようにつくられたのか。狂言を生きることを率直に語り、伝統芸能の本質に迫った原点の書。解説 河合祥一郎

目次

1 狂言と「身」「体」(狂言と「顔」
狂言と「首・肩」
狂言と「ノド仏」
狂言と「髪」
能・狂言と「胸・腹」
狂言と「ヒゲ」
狂言と「背中」
狂言と「腰」
狂言と「手」
狂言と「足」)
武司でござる クロニクル1987‐1994
2 狂言と「感」「覚」(狂言と「狂」
狂言と「目」
狂言と「ハナ」
狂言と「舌鼓」
狂言と「言」
狂言と「耳」
狂言と「声」
狂言と漢字)
萬斎でござる クロニクル1995‐2000
3 狂言と「性」「質」(狂言と伝統
狂言と「口伝」
演技と経済
狂言と「男」「女」
狂言と装束
狂言とウォーホール
狂言と「学」
キョウゲン気な子のために
狂言と海外公演
瓢箪
狂言と「末」「来」)

著作者プロフィール

野村萬斎

( のむら・まんさい )

1966年東京生まれ。狂言師。祖父、故六世野村万蔵および父、野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。東京藝術大学音楽学部卒業。三歳で初舞台後、国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する。また、現代劇や映画、テレビドラマなど多数の作品に主演、古典の手法を駆使した作品の演出も多数手がける。1994年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭優秀賞、紀伊國屋演劇賞など受賞多数。2002年から22年まで世田谷パブリックシアター芸術監督。現在、東京藝術大学客員教授、石川県立音楽堂邦楽監督、全国公立文化施設協会会長。主な著書に、『萬斎でござる』(朝日文庫)がある。

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