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ちくま文庫

変動を生きのびる整体

——気候、環境の変化を越えて

身体の力を引き出して大変動を乗り越えるには?

気候変動、地震、パンデミック。その中で身体はどんな適応反応をしてきたか。どんな整体法で解放すればいいのか。気候と身体変動の年表付。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-44007-5

Cコード

0177

整理番号

-48-5

2025/02/06

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

夏の酷暑、秋?春の極端な寒暖差。激しい気候変動の時代に身体はどんな変調をきたしてきたのか。地震などのショックによるめまい。情報社会化による息詰まり。パンデミックを始めとする社会不安。身体はどのように乗り越えていけばいいか、生きのびるための整体セルフワーク。気候と身体変動の年表付。約50年間、季節や社会環境の身体への影響を観察し整体し続けてきた著者、渾身の書き下ろし。

カバーデザイン 倉地亜紀子
カバーイラスト わかばやしたえこ

目次

まえがき
第Ⅰ章 1970~90年代 情報化と出会った身体は
〔コラム〕生命 千年のリズム
第Ⅱ章 身体は環境変動の最前線
第Ⅲ章 ”身体が方舟になる“ 2000年代の社会変動と身体
あとがき
巻末年表 2000年代 環境変動と整体現場での身体観察

著作者プロフィール

片山洋次郎

( かたやま・ようじろう )

片山洋次郎(かたやま・ようじろう):1950年川崎市生まれ。東京大学教養学部中退。現在、身がまま整体 気響会主宰*。20歳台半ば、自身の腰痛をきっかけに〈整体〉に出会う。その後「野口整体」の思想に触発されながら独自の整体法の技術を作り上げ、「身も心もちょっと楽になる方法」を提言している。著書に『整体から見る気と身体』『自分にやさしくする整体』『日々の整体 決定版』(ちくま文庫)、『整体 楽になる技術』(ちくま新書)、『呼吸を整える』(河出文庫)など。*webでは「身がまま整体 気響会」(note)に折々の身体の動きを投稿しています。

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