山川方夫
( やまかわ・まさお )山川 方夫(やまかわ・まさお):1930年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院中退。「演技の果て」「海の告発」など5作が芥川賞、『クリスマスの贈物』が直木賞の候補となる。著作に『安南の王子』『愛のごとく』『目的を持たない意志 山川方夫エッセイ集』などがある。「ヒッチコック・マガジン」連載の“親しい友人たち”が探偵小説読者から高く評価される、謎を扱ったショートストーリーの達人でもあった。
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大江健三郎、アントニオーニ、若尾文子、東京、戦争、恋愛論…夭折の天才作家、唯一のエッセイ集。妻・山川みどりの回想などを増補。解説 高崎俊夫