鴨居羊子
( かもい・ようこ )鴨居 羊子(かもい・ようこ):1925年大阪府生まれ。大阪読売新聞の記者を経て、1955年に婦人用下着のデザイナーとして独立。下着メーカー「チュニック制作室」を創立する。戦後、白く簡素な下着しかなかった時代に、カラフルなスキャンティ、ピンクのガーターベルトなど、斬新で夢のある商品を送り出し時代の寵児となる。文筆や絵画にも独特の才能をみせた。著書に『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』『下着ぶんか論』『のら犬のボケ・シッポのはえた天使たち』などがある。1991年逝去。