アフロ
( あふろ )アフロ:1988年1月7日生まれ。東京ドームと同い年。2008年、MOROHAを結成しラップを担当。現在は活動休止し、ソロの音楽活動とユニット「天々高々」で邁進中。俳優として映画「さよなら ほやマン」に主演、第78回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、第33回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。著書にエッセイ集『東京失格』。信濃毎日新聞でコラムも連載中。何でも屋の頑張り屋。
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2016年、駆け出しのラッパーによるエッセイ集『俺のがヤバイ』が出版された。そこに記されていたのは、音楽に託した野心や儚い恋の記憶、思索と痩せ我慢の日々だった。その後、彼は日本武道館での単独ライブを成し遂げる。だが2024年の年末、バンドは活動を休止──。本書は『俺のがヤバイ』に、現時点から見つめる過去、現在、未来について加筆した一冊である。
解説 小原晩
カバーデザイン 木庭貴信(オクターヴ)
カバー装画 魚乃目三太
はじめに
「ファック・ザ・ポリス!!」
「縦∞(アンリミテツド)」誕生
音楽で成功する
今日の空振り
「THE 東京」
はじめてのCD
フードファイターとカトパン
裕子ちゃんに告白
「午前2時半の純情商店街」
あれもこれも歌えない
カリスマ、故郷に帰る
ファッションモンスター
ヒップホップ・イズ・デッド!!
「補欠の先輩」と「レギュラーの後輩」
結婚式で完敗
こんな拍手を
クソの仕事
俺の方言
魔性の香り
そんなバナナ
お札をベトベト
ラッパーの息子
敵は自分自身だ
音楽の価値をゼロにすること
目的は自分自身の復興
勇気のない自分に打ち勝つ姿
解説 ほんとうのアフロさん 小原晩