青山ゆみこ
( あおやま・ゆみこ )青山 ゆみこ(あおやま・ゆみこ):1971年、神戸市生まれ。編集者・ライター。著書にホスピスの「食のケア」を取材した『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)、わけのわからない心身不調のどん底から「心と身体」の変化を記録したケアの実践書『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)、共著に『相談するってむずかしい』(集英社)などがある。地元神戸を中心に対面やオンラインで対話の場を主催している。
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「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことではないだろうか?
自分をとりまく世界の“異なり”に耳を澄ませ、小さな声の欠片を記してゆく、
おしゃべりな言葉の羅針盤。
自己破産、メンタル不調、看取り、アルコール依存……生きることは「困りごと」と隣り合わせだ。ある日、"ほんのちょっと"当事者となった著者は、記憶の暗がりをさまよいながら、傍らの声に耳をかたむけ、言葉の襞に隠された想いの切れ端を書き留めてゆく。交わらない優しさや壊れやすい身体への戸惑いをあたたかな好奇心で見つめ直し、小さな物語が生まれる場所をそっと照らす一冊。
解説 小指
カバーイラスト 芦野公平
カバーデザイン 中嶋香織
この文庫について/まえがき
第1章 暗い夜道と銀行カードローンにご用心
第2章 「聞こえる」と「聞こえない」のあいだ
第3章 奪われた言葉
第4章 あなたの家族が経験したかもしれない性暴力について
第5章 父の介護と母の看取り。「終末期鎮静」という選択
第6章 哀しき「おねしょ」の思い込み
第7章 わたしは「変わる」ことができるのか
第8章 わたしのトホホな「働き方改革」
第9章 父のすててこ
いささか長いあとがきのようなもの/文庫版のためのあとがき
解説 小指
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