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ちくま文庫

冗談に殺す

——夢野久作ベストコレクション 久の巻

怪物 夢野久作 ちくま文庫への帰還

ちくま文庫に甦る夢野久作の世界。日下三蔵編集による中・短編の傑作を一挙に集め圧倒的ボリュームで贈る決定版的作品集。全2巻シリーズの下巻。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-44070-9

Cコード

0193

整理番号

-2-13

2026/01/08

判型

文庫判

ページ数

624

解説

内容紹介

没後90年を目前に今もなお新たな読者を獲得し続ける夢野久作の中・短篇を網羅する決定版的作品集。日本三大奇書『ドグラ・マグラ』をもって語られる作家だが、約10年の活動期間に発表した長篇は『犬神博士』『暗黒公使』『ドグラ・マグラ』3作であり、氏の持てる作家性は中・短篇にこそ発揮されていたといって過言ではない。「氷の涯」「冗談に殺す」「人間腸詰」他、15作を収録するシリーズ下巻。
カバーデザイン  坂野公一+吉田友美 (welle design)
カバー装画 HER

目次

氷の涯
焦点を合せる
斜坑
幽霊と推進機
難船小僧
狂人は笑う
キチガイ地獄
冗談に殺す
白菊
木魂
笑う唖女
眼を開く
オンチ
悪魔祈祷書
人間腸詰

巻末資料
編者解説 日下三蔵 

著作者プロフィール

夢野久作

( ゆめの・きゅうさく )

夢野 久作(ゆめの・きゅうさく):1889-1936。福岡県生まれ。本名杉山泰道。幼名直樹。政治結社玄洋社系の杉山茂丸を父にもつ。修猷館から近衛歩兵第一聯隊に入隊し満期除隊。慶應義塾中退。農園経営、僧侶、謡曲教授、新聞記者など様々な職業を経験。1926年、雑誌「新青年」に「あやかしの鼓」が入選し本格的な作家デビューとなる。日本探偵小説界の三大奇書『ドグラ・マグラ』他、「死後の恋」「瓶詰地獄」など、狂気で妖しい独自の世界観、1人称の独白体や書簡体形式の特徴的文体など、今もなお読者を魅了し続ける。筆名は「ぼんやりして夢ばかり追う間の抜けた人間」を指す博多地方の方言。

日下三蔵

( くさか・さんぞう )

日下三蔵(くさか・さんぞう):1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト。ちくま文庫では山川方夫、都筑道夫、田中小実昌、結城昌治など多数の編書を手がける。

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