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ちくま学芸文庫

比較歴史制度分析 下

中世経済史の論点分析から浮き上がる制度の適用可能性とは。本書は、その後のヨーロッパの政治経済的優位と内部の差異について一個の展望を与える。

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51012-9

Cコード

0130

整理番号

-31-2

2021/02/10

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

中世ヨーロッパの政治経済史の理論的研究から、その後のヨーロッパの発展や内部に生じた差異の起源が浮き彫りになる――。歴史的資料から構築したフォーマルな理論モデルに基づいて異なる時点・異なる地域の社会を比較する。豊かな国と貧しい国があるのはなぜか、社会を繁栄させる政治体制とは何か。これらの問いに対して、比較歴史制度分析は有力な解答を与える。歴史学的方法と経済学的方法の統合を成し遂げ、社会科学に革新をもたらした現代の一大古典、ここに文庫化。下巻には、「第3部」第9章から「第5部 結論」までと付録を収録。

目次

制度の軌跡とその起源:文化に根ざした予想と社会組織
第4部 比較歴史制度分析における実証の方法(個人的関係に依存しない取引の制度的基盤
理論―歴史対話型の文脈に依存した分析)
第5部 結論(制度、歴史、発展)
付録

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