私をメディア研究に導いたプロパガンダ論の名著、 待望の改訂版
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1,100
円978-4-480-51150-8
0131
-23-1
2022/10/11
文庫判
256
頁ナチス・ドイツ占領期のフランス、プロパガンダが最も強力であった時代に青年期を過ごした著者は、民主主義のためにこそ宣伝が必要だと説く──。本書では、まずレーニン型・ヒトラー型それぞれの宣伝方式を検討し、「単純化し、敵を一つだけにしぼる定則」、表現を変えて繰り返す「オーケストレーションの定則」、同調圧力を利用する「全員一致と感染の定則」といった宣伝の諸パターンを示してその負の側面に警鐘を鳴らす。しかし同時に、宣伝は個人の意見の公表を促し、それを保護する役割をも担うとした。プロパガンダが忌避される現代において、その功罪を簡明に説いた名著。
「私をメディア研究に導いたプロパガンダ論の名著、待望の改訂版」───佐藤卓己
第1章 風土
第2章 宣伝の二つの源泉
第3章 レーニン型の宣伝
第4章 ヒトラー型の宣伝
第5章 定則と技術
第6章 神話、虚偽、事実
第7章 世論と宣伝
第8章 デモクラシーと宣伝
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