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ちくま学芸文庫

朝鮮の膳/朝鮮陶磁名考

朝鮮工芸に関する比類なき名著として名高い2冊を合本し、初文庫化。読めば朝鮮半島の人々の豊かな暮らしぶりが浮かび上がってくる。解説 杉山享司

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51165-2

Cコード

0172

整理番号

-47-1

2023/01/10

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

浅川巧は日本に朝鮮半島の工芸のすばらしさを伝えた先駆者として知られる。ものだけではなく、ものを生み出した民族全体を愛する姿に、民藝の父・柳宗悦は打たれ、生涯の友となった。そして浅川と柳は当時誰からも評価されていなかった李朝工芸に美を見出し、ソウルの景福宮内に「朝鮮民族美術館」を設立する。本書収録の『朝鮮の膳』は膳の歴史や産地、形態、用途、材料、製作法などを紹介したもの。『朝鮮陶磁名考』は器物の本来の名称とその用途などを記録したもの。いずれも90年以上前の著作だが、朝鮮工芸に関する比類なき名著として、日本でも韓国でも読み継がれている。 解説 杉山享司

目次

朝鮮の膳(挿絵解説)
朝鮮陶磁名考(緒言
器物の名称
陶磁器に関係ある名称
結語)

著作者プロフィール

浅川巧

( あさかわ・たくみ )

浅川 巧(あさかわ・たくみ):1891-1931年。営林署勤務の傍ら、朝鮮半島の陶磁器と木工品を研究し、日本に紹介した。柳宗悦とともに、朝鮮半島の優れた工芸品を陳列する朝鮮民族美術館を設立した。

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