エリザベス・ロフタス
( ろふたす,えりざべす )エリザベス・ロフタス(Elizabeth Loftus):1944年生まれ。アメリカの心理学者。スタンフォード大学で心理学のPhD.を取得。ワシントン大学などで教鞭をとる。記憶をめぐる心理学的研究で世界的に知られ、多数の裁判において専門家として証言している。おもな邦訳書に『目撃者の証言』などがある。
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1,870
円978-4-480-51316-8
0111
-14-1
2025/09/10
文庫判
560
頁犯行現場や犯人らしき人物を見たという証言や当事者の記憶。それは犯人を特定し、事件の全容を解明するうえで最も確実なものと思われがちだ。だが、実際には間違いなくその瞬間を見たはずでも、あるいは自身が当事者であったとしても、その記憶は驚くほど不確かで当てにならない。ロフタスは、偽りの記憶が生成される過程を明らかにした心理学者であり、多くの法廷で長年、専門家として証言してきた。実際の裁判例に基づき、人々の記憶がときに無意識的に、ときに捜査手法に誘導されることで、いかに書き換えられていくかを克明に描き出した傑作ノンフィクション。 解説 笹倉香奈
謝辞/覚書
日本語版への序文
ちくま学芸文庫版への序文
第Ⅰ部 背景
1 心理学者のかかわる裁判
2 心の魔法
第Ⅱ部 事件
3 暗黒の司法――スティーブ・タイタス
4 生粋のアメリカ少年――テッド・バンディー
5 ドアのノック――ティモシー・ヘニス
6 子供のことば――トニー・ヘレレッツ
7 「私にはできない」――ハワード・ホープト
8 「険しく、凍てつくような恐怖」――クラレンス・フォン・ウィリアムズ
9 イワン雷帝――ジョン・デミャニュク
10 ほくろと吃音――タイロン・ブリッグス
旧版訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
解説(笹倉香奈)
参考文献