鳥原学
( とりはら・まなぶ )1965年大阪府生まれ。近畿大学商学部卒。93年から写真弘社で写真ギャラリー「アート・グラフ」運営担当。2000年からフリーに。現在、写真評論家。日本写真芸術専門学校、東京ビジュアルアーツ、東京造形大学で講師をつとめる。2017年日本写真協会賞学芸賞受賞。著書に『日本写真史 上・下』(中公新書 2013)、『写真のなかの「わたし」』(ちくまプリマー新書 2016)、『時代を写した写真家100人の肖像 上・下』(玄光社 2018)ほか。
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携帯電話やスマートフォンで、誰もが気軽に撮影する。撮った写真を人に送ったり、SNSで広めたりもする。いちばん多く撮るのが、ポートレイト写真。なぜみんな撮りたがる?それにはどんな意味がある?写真の誕生からプリクラ、自撮りまで。
第1章 ポートレイトは何を語るのか(顔を集める
パターンのなかの個性
証明写真の役割
顔が物語っているもの)
第2章 理想の私を求めて―ファッションとポートレイト(現実と理想とのギャップ
日本人のモード
「読者モデル」と「ストリートスナップ」)
第3章 自撮りとコスプレ(自分を描く動機
プリクラと写メ
コスプレ写真の現在)
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