大岡昇平
( おおおか・しょうへい )1909年東京生まれ。1988年に没す。京都大学仏文科卒業。作家。小説に『俘虜記』『野火』『武蔵野夫人』『花影』『幼年』『少年』、戦記文学に『レイテ戦記』、評論エッセイに『中原中也』『わがスタンダール』『証言その時々』などがある。
loading...
大正期の東京郊外の渋谷の地誌的記述に幼少期を回想した『幼年』、キリスト教への信仰と棄教を中心に少年期の精神形成の過程を辿る『少年』、70年代初頭のアメリカに息子夫婦を訪ねる『萌野』のほかに1957~1973年の短篇小説を収録。
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。