ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

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ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

“ちくま1000「本」ノック+”とは?

筑摩書房Twitter(@chikumashobo)
前身となるちくま1000「本」ノックを引き継いで
2022年1月より始まった
筑摩書房の本を新旧問わず打ち放ってゆくツイート企画です。
おっ!と思ったら「いいね」でキャッチ!
感想や思い出のリプライも大歓迎。
未知の本との出会い、積読本の掘り起こしや
愛読書再読のきっかけとなりますように。

ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

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0101-0200

0101
学芸文庫
マンハッタン計画を主導し、原子爆弾を生み出した理論物理学者・オッペンハイマーの評伝。多数の資料をもとに、政治に翻弄され、欺かれた科学者の愚行と内的葛藤に迫る。
0102
プリマー新書
家族にも教育の機会にも恵まれずコンプレックスだらけだった500年前の一人の青年が、なぜ名画を遺し、「万能人」と呼ばれるに至ったか。苦悩しつづけた「天才」のドラマを追う。
0103
学芸文庫
社会やモノやメディアが現代人に発信してくる記号の嵐。それに飲み込まれず日常を生き抜くためにはどのような力が必要か。東京大学での講義をもとに書かれた新しい記号論の教科書。
0104
単行本
頭くらくら、胸どきどき、腰がくがく、おどる言葉、はしる妄想、ゆがみだす世界は、なんだか愉快。奇想天外、抱腹絶倒!いっそうぼんやりと、しかし軽やかに現実をはぐらかしていくキシモトワールド全開のエッセイ集。
0105
単行本
PC、携帯、インターネット、電子メール、DVDにストリーミング。今日の世界はこの男なしにはありえなかった。「情報理論の父」と呼ばれる孤高の天才数学者、初の評伝。
0106
ちくま文庫
1年分の「週の詩篇」を、復活祭に始まり、季節を追って収める。さながら、季節の自然と読む人の魂とを結び付ける魔法のカレンダー。春夏秋冬、季節と共に在ることの喜びを感じさせてくれる。
0107
ちくま文庫
現実と幻、笑いと恐怖、彼岸と此岸、あらゆる境界をするりと越えて不思議な光を放つその作品を最高の読み手と一緒に味わう。「冥途」「旅順入城式」「サラサーテの盤」…珠玉の24篇。
0108
プリマー新書
なぜ人を殺してはならないの? 生きる意味とは何だろう? 人生の問いから社会の難問まで、力強く「解き明かす」哲学の考え方を知ろう。その思考法のエッセンスを、初学者にも理解できるよう伝える。
0109
ちくま文庫
大戦の終焉と共に消えた旧ドイツ領東プロシア。カントやホフマン、コペルニクスらが生きた街でかつての生活に思いを馳せる。今は無き国の面影と記憶を追いかけた、名作紀行。【解説】川本三郎
0110
ちくま文庫
96年の刊行から25年を経て堂々完結。日本でのシェイクスピア劇個人全訳は3人目の偉業。普遍的な魅力を備えた戯曲を生き生きとした日本語で。詳細な注、解説、日本での上演年表付。【カバー装画】安野光雅
0112
学芸文庫
グローバル市場経済にとって真の危機は金融危機や恐慌ではない。基軸通貨ドルの価値が暴落してしまうグローバルなハイパー・インフレーションである。21世紀の資本主義の行方、市民社会のあり方を問う。
0113
学芸文庫
メソポタミア、エジプト、ギリシア、ローマ…個々別々に語られてきた各文明相互の対立・交流・影響関係に注目、美術作品はじめ多くの図版とともに文明を一望に見渡し歴史の躍動を大きくつかむ。
0114
単行本
古代ギリシアで哲学はどのように始まったのか。近年の研究成果を踏まえギリシア哲学史の枠組みを見直し、哲学者たちの思索を新たな視座から一望する。33名の列伝体で描きだす記念碑的通史。第34回和辻哲郎文化賞学術部門受賞。
0115
ちくま文庫
職場、学校、家族…対人関係につきものの怒りに気づき、「我慢する」のではなく、それを消すことをどう続けていくか。精神科医からの明るく生きるためのアドバイス。
0116
単行本
百貨店はかつて、時代を先取りする情報の発信基地だった。美術も文化も社会現象も、すべてを展示しカルチャーを牽引した百貨店の展覧会の歴史を通して、あらためて昭和という一時代を振り返る。
0117
ちくま文庫
牧師の家に生まれ戦争で死にかけ東大に入学しながらストリップ劇場に転がり込み香具師をやったり米軍基地で働いたり…で、いつの間にか直木賞作家!?そんなコミさんの厳選エッセイ集。【解説】片岡義男
0118
ちくま新書
公共図書館は無料貸本屋から脱し地域を支える情報拠点としての施設にシフトしている。ビジネス支援、町民手作り図書館、建物の外へ概念を広げる試み…その最前線を取材し報告する。
0119
単行本
産業革命のうねりは、暮らしを良くしようと西洋の各世帯で行われた労働力の再配置と消費内容の見直しが引き起こした―。世界経済史研究の画期を初邦訳。
0120
ちくま文庫
小説同様の情熱で綴った日記を詳細な脚注・図版とともに。書簡も併せて。明治という時代のなか書くことで自己実現を図ったひとりの女性作家の内的世界を味わえる画期的作品集。幸田文らの回想記・作家論付。
0121
ちくま新書
近代日本が崩壊へと向かう過程において、憲法体制は本当に無力であるほかなかったのか。私たちはいま、明治憲法の時代をどう再評価すべきか。明治国家の建設から総力戦の時代まで、この国のありようの根本をよみとく。
0122
ちくま文庫
植物は動けないからこそ生きのびる技を磨いてきた。スミレ、ネジバナ、タンポポ…身近な植物の驚く私生活と巧みな戦略をカラー写真交え解説。道端のワンダーランドへ。
0123
ちくまQブックス
本邦初!?“うるさい親”研究書。親が過干渉になる仕組みを子ども・大人・母親の立場から徹底究明。「逃げられない」あなたに心得ておいてほしいこととは。全編漫画描き下ろし。
0124
学芸文庫
ナチズムを国民主義の極致と捉え仏革命以降の国民主義の展開を大衆的儀礼やシンボルから考察したファシズム研究の橋頭堡。【解説】板橋拓己
0125
ちくま文庫
古本屋稼業に静かな情熱を燃やす若き店主・佐古啓介が謎めいた恋や絡みあう人間模様のなか古書を通しそれぞれの事情を解き明かす異色の青春小説&古書ミステリ。短篇小説5篇増補。
0126
ちくま文庫
料理研究家になるまでの半生、文化大革命等の出来事、食文化の違い…中国と日本の架け橋となるよう奮闘した著者のエッセイ集。北京家庭料理レシピ付。【解説】木村衣有子
0127
学芸文庫
清盛の怨霊が日本史を変えた!琵琶法師の「語り」から「文字」へのテクスト生成の過程とその意味を綿密に検証し「盛者必衰」の崩壊感覚の裏側に秘められた王権の目論見を抽出する斬新な入門書。【解説】木村朗子
0128
プリマー新書
翻訳とは一言一句を見つめて「深い読書」をすること。誰もが知っている名作を紙上で翻訳しながら読み解く新しい「翻訳読書」の勧め。初めてわかる翻訳の醍醐味と名作の魅力。
0129
ちくま文庫
せちがらい世の中、心を慰めるのはおいしい食べ物である―。家から一歩も出ずに全国のご当地グルメを食べ尽くす!100万円のインプラントを粉砕させながらあらゆる菓子に立ち向かった怒涛の食コラム。
130
プリマー新書
一人娘をもつシングルマザー紫式部は宮中サロンの家庭教師になった。彼女が自分の娘とサロンの主に施した女子教育の中味とは? 源氏に学ぶ女子の賢い生き方入門。
131
ちくま新書
オスプレイ機事故を報じた新聞各紙見出しは「不時着」「墜落」とニュアンスが異なる。ここに立場の違いが反映されている。沖縄を巡る報道から偏向、分断、ヘイトが生まれる構造を解き明かす。
132
ちくま文庫
普天間、辺野古、嘉手納、ホワイトビーチなど沖縄本島にある全米軍基地を探訪し、この島に隠された謎に迫る痛快無比なデビュー作。カラー写真と地図満載。【解説】白井聡
133
単行本
海が赤くにごった日から、私は言葉を失った―。おびやかされる沖縄での美しく優しい生活。幼い娘のかたわらで自らの声を聞き取るようにその日々を強く静かに記したエッセイ集。最後に知るタイトルの意味。その時あなたは何を想うか。
134
ちくま文庫
「知の巨人」が8000kmを駆けめぐり神と歴史と人間について深い洞察をめぐらせる。人類の思考の普遍性に立ってヨーロッパがおこなった精神の活動を再構築する壮大な思索旅行記。カラー写真満載。
135
筑摩選書
自分が生まれてきたことを否定する思想は長い歴史を持つ。哲学思想、文学を往還しこの思想を検証。その超克を図る「生命の哲学」の試み。反出生主義の全体像が分かる本邦初の書。
136
単行本
軍国少女だった反省から、何にも「倚りかからず」本当の自分を生きようとうたった詩人はなぜハングルを学び、韓国現代詩の紹介に尽力したのか。『倚りかからず』の詩人に新しい光を当てる意欲作。
137
学芸文庫
軍事作戦研究の技法として創案されたORは企業経営など多くの分野・組織で意思決定の数学的・科学的アプローチとして発展した。問題の解決改善のための最も効率的で適切な方法は何か。
138
学芸文庫
鳥、蝶、蜜蜂、心臓などに託されてきた魂の形象。夢のようでありながら真実でもある霊魂について明澄なまでに想念をめぐらす。古人の霊魂観に込められた真実を見つめる、詩人の代表的エッセイ。【解説】金沢百枝
139
学芸文庫
王朝和歌の原点にして精髄と仰がれてきた第一勅撰集の全歌訳注。鮮明かつ複雑に詠まれた歌の世界を正確な訳と注解、補注等によって明らかにする。歌語の用法をふまえ豊かな読みへと誘う索引や参考文献を大幅改稿。
140
プリマー新書
進化に成功してきたのは「弱い」生き物たちでした―。ありのままの自分でいることの大切さを教えてくれる9つのレッスン。21年国立・私立中学入試(国語)出題数No.1作品。
141
学芸文庫
無限に反復される二元論のうえにたえまなく分泌されるもの。境界をつかさどる聖なる司祭―〈異人〉。この内と外とが交わるあわいに生ずる豊饒なる物語を様々なテクストを横断し明快に解き明かす、危険で爽やかな論考。
142
ちくま新書
『平家物語』『義経記』等には血筋の「血」という表現が使用されていない。穢れを表す死の象徴だった「血」がなぜ江戸時代に家族のつながりを表すようになったのか。新しい思想史の試み。
143
ちくま文庫
通訳から作家へ転身を遂げつつも類い希なる言葉の遣い手として人々を魅了し続けた米原万里さんの最初で最後の対談集。毒舌家でありながら人間に限りない興味を抱き続けた人柄が多彩な対話から溢れ出す。
144
学芸文庫
碩学が該博な知識を背景に全力で書き下し刊行後60年以上受験生のバイブルとして君臨してきた最強のベストセラー参考書。おそろしく詳しく構造的、しかも読みやすく分かりやすい、古典への教養と愛情にあふれた名著。
145
ちくま文庫
百人一首に恋して作った情感あふれる本歌取り百首とそれにまつわるエッセイ。現代の「問い」に対して王朝の人々に「答え」をもらう本歌取りはいつも一方通行の「片想い」だが時間を越えて心が通じ合う楽しさがある。
146
ちくま文庫
リルケの詩の一行が、もっとも的確にこの人の文学を要約しているかもしれない。「窓よ、ひたすら待つ者のよるべきところ」(解説より)。生涯と語法がぴったり身に合っていた作家ベストセレクト。【解説】池内紀
147
学芸文庫
実際にパラグラフを追いながら英文の読み解き方を学ぼう。テキストは名コラムニストの作品。ホロリとさせる人情劇、笑いを誘うしゃれた一幕…単なる英文解釈から一歩抜け出すための秘訣と要点を懇切詳細に教授する。
148
ちくま文庫
銃弾砲弾が飛び交う最前線。死線を越えた写真家の眼前で米兵が頭を撃ち抜かれ地雷に触れた解放軍兵士が吹き飛ぶ。祖国を守るため、自由を得るため…戦う兵士、破壊される農村民。戦争報道の歴史的名著。【解説】藤原聡
149
筑摩選書
経済的な理由で進学を断念し、仕事に就いた若者たち。知への憧れと反発─。彼ら彼女らを支え結びつけた昭和の「人生雑誌」の盛衰を描き出す。第39回サントリー学芸賞受賞。
150
単行本
若年性アルツハイマーの診断を受けた女性が、自身から見える世界を伝える。自立して生きていこうとする姿。認知症とともに生きることの希望と意味を考えさせられる手記。
151
単行本
遺された絵画作品、手稿、メモ、日記、公文書、歴史書など膨大な資料群をもとに世界最先端の研究成果も踏まえながら、今もなおわれわれを魅了する万能人の実像に迫る。第一人者による本格評伝。
152
ちくま新書
世界には日本語と文の構造ばかりか表現方法、つまり物の感じ方までも共通する言語が多く存在することに気づく。日本人の言語観を変えるウラル・アルタイ言語学入門。
153
単行本
世界最大の広場は、1949年まで「無名の空間」だった。なぜここが中国史の主要な舞台となりえたのか。新進気鋭の建築史家が、中国都市史の巨大な空白に挑む。貴重図版100点以上収録。日本建築学会著作賞受賞。
154
ちくま文庫
師匠の姿に学んだこと、修業のいろは、楽屋の風習のすばらしさ、人との出会い、筋を通すということ、旅、酒、言葉、歳…これはあの頃の私の心意気でもあります。さらけ出す愉快。【解説】小沢昭一
155
ちくま文庫
葬式饅頭を御飯にのせ美味しそうに食べた父・鴎外、ものの言い方が切り口上でぶっきら棒、誤解されやすかった凄い美人の母、パリでの生活―。記憶の底にある風景を輝くばかりの感性で描いた滋味あふれる随筆集。【解説】中野翠
156
単行本
16世紀、世界覇権国となったスペインを凋落させたのは「黒い噂」だった。偏見の元となったプロパガンダは誰が流布させたのか。歴史はいかに歪められるか構造に迫る。
157
学芸文庫
真理への到達という認識論的欲求と、その呪縛からの脱却を模索したプラグマティズムの系譜。その戦いを経て、哲学にはいま何ができるのか?
158
学芸文庫
ナショナリズムは創られたものか、それとも自然なものか。イデオロギー、政治運動、文化などが絡み合うその全貌に迫り、この矛盾に満ちた心性の正体を世界的権威が解説する入門書。
159
プリマー新書
サグラダ・ファミリア聖堂の建築家として名高いガウディ。歴史に学び、洞窟造形を取り入れ、幾何学を駆使しながら独自の建築様式を生み出した。今なお新鮮な建築物はどのようにして生まれたのか。
160
学芸文庫
「隣の花は赤い」「急がばまわれ」「人の噂も七十五日」…お馴染のことわざの語句や表現を味わい、あるいは英語の言い回しと比較し、日本語の心性を浮き彫りにする。ことわざを見れば、人が見える。
161
単行本
漫画を殺すね。青年漫画を牽引する著者が日常から漫画の未来までを日記形式で書く。現役漫画家が辿り着いた「なぜ漫画を描くのか」への答えとは―。再婚、新居購入、画業20周年…生活を通し「漫画を描くこと」を見つめた1年の記録。
162
ちくま新書
隅田川が流れる下町から、凸凹地形が魅力的な山の手、さらに古代の記憶が随所にみられる郊外まで、川、海、濠、湧水、池、用水などに着目して、水の都市・東京を描き出す。
163
ちくま新書
どのように日本へやってきたか。なぜ失踪者が後を絶たないのか。働く彼らの夢や目標と帰国後の生活とは。関係機関、実習生、支援団体…国際的な人材獲得合戦を取材して見えた労働市場の真実。その舞台裏を全部書く。
164
学芸文庫
日本人は生きることと死ぬことをどう考えてきたのだろうか。西行、兼好、芭蕉等代表的古典の中に「死」の先達たちの生き方を辿り、現代に生きる私たちの問題として考える。日本人の心性の基層。【解説】島内裕子
165
単行本
その人の菓子は、口の中を幸福で満たすと、夢のように消えていく――伝統的な手法を用いつつ、新しい感性を盛り込んだ美しい和の菓子59。記憶と感覚を静かに揺する忘れられないピース。【写真】大沼ショージ
166
ちくま新書
魚が鏡を見て自分の体についた寄生虫を取り除こうとする!?「魚の自己意識」に取り組む世界唯一の研究室が、動物の賢さをめぐる常識をひっくり返す。世界を驚かせたすごい研究の奮闘記。
167
ちくま文庫
「半農半X」とは、農的暮らしを実践しつつ大好きなことを追求すること。このコンセプトを提唱した画期的な本。移住後の生き方として。就職とは別の生き方として。退職後のセカンドライフとして。
168
ちくま文庫
戦いと愛と聖なるものを主題にくり広げられる一大中世英雄ロマンス。円卓の騎士らと聖杯探求の旅、王妃グィネヴィアと湖の騎士ランスロットの恋…神秘と謎に満ちた悲劇の英雄物語。アーサー王入門にうってつけ。
169
学芸文庫
移民や難民の受け入れはどこまで可能か。何の留保や制約なしに異邦人=他者を歓迎するなど可能なのか。問いにひそむ歓待の(不)可能性に挑む。
170
プリマー新書
ストーンヘンジは夏至の日の出を示し、ピラミッドは正確に真北を向いて建造されている。古代人は星空から精密な方角や暦を導き出しているがどう計測したのか? 当時の星空をシミュレーションし読み解く。
171
ちくま文庫
中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少の18歳で受賞、21世紀の現代詩をリードする詩人の記念碑的第一詩集。学校と自室の往復を世界の淵を歩くようなスリリングな冒険として掴みとる。【解説】町屋良平
172
ちくま文庫
古代から現代までの女性の地位の変遷を、底辺の視点から描く。女性史研究先駆者の代表作。96歳著者の書き下ろしも収録。フェミニズムを知るために必読! 【解説】斎藤真理子、河原千春
173
学芸文庫
疫病と政治的混乱の中、最下層民でありながら皇帝にまで登り詰め、約550年に及ぶ明清王朝の礎を築いた朱元璋。何がこの偉業を可能にしたのか。歴史上類を見ない巨人のドラマを、膨大な史料で描き出す。
0174
学芸文庫
日本人が「捨ててきたもの」のうち、最もかけがえのないものは何だったのか。戦後日本の思想史に大きな足跡を残した鶴見俊輔の晩年の言葉。【解説】髙橋秀実
0175
学芸文庫
ほとけとは何か。どんな姿で何処にいるのか。三十三間堂の千手観音立像千一躯や広隆寺弥勒菩薩半跏像ほか1300体を超す国宝仏の修復、仏像彫刻、僧侶として活躍した著者ならではの絵解き仏教入門。【解説】大成栄子
0176
ちくま文庫
雪に埋もれた海辺に佇む「兎屋敷」とそこに住むヤンソン自身を思わせる老女性画家。彼女に対し風変わりな娘がめぐらす長いたくらみとは? ポストムーミンの作品の中でもNo.1の傑作として名高い長編。
0177
単行本
100%新発見作品がいっぱい! 童話・小説・エッセイに、傑作戯曲と谷川俊太郎さんとの日々…誰も知らない単行本未収録作品一挙初公開。絵と写真もたくさん、知られざる傑作が一冊に。ヨーコさんは何度でもよみがえる。
0178
ちくま新書
密室で繰り広げられる暴行、監禁、医療放置…。いったい、そこで何が起きているのか。巨大化する組織に翻弄される非正規滞在者の声を伝え、日本の入管制度の問題点に迫る渾身のルポルタージュ。
0179
学芸文庫
「奇跡の年」1905年に発表されたブラウン運動・相対性理論・光量子仮説についての記念碑的論文五篇収録。詳細解説付き。
0180
筑摩選書
「党がすべてを決定」「絶対服従」「鉄の規律」といった組織原理はいかに形成され、最高指導者・毛沢東はどのような影響を与えたのか。今日に至るまでの中国共産党の歩みを多角的に浮かび上がらせた最良の通史。
0181
単行本
プラトンからデリダまで、自ら読んで確かめる哲学者たちの言葉。哲学・思想書の本文と照らし合わせて読む「解読」と哲学者についての詳しい「解説」付。
0182
ちくま文庫
天才イラストレーターが社会のあらゆるものを植物と昆虫に見立て、ユーモアと風刺を織り込んで描いた幻の作品集が合本文庫化。時代を超えて現在の問題にもリンクするその想像力に驚くばかり―。【解説】荻上チキ
0183
学芸文庫
この桁外れに面白い、奇抜な名作を英語で読んでみませんか?『アリス』の世界を原文で味わうためのまたとない道案内。子供向けのやさしい本かと思いきや言葉遊び満載でなかなかに手ごわい!
0184
ちくま文庫
英語、独語などのメジャー外国語ではなく「その他」とまとめられてしまうけど世界のどこかで使われていることば。それら無数のことばとの出合いやお付き合いや別れ?を描くエッセイ集。【解説】菊池良生
0185
ちくま文庫
紙幣印刷用紙が輸送中のトラックから強奪された。犯人は紙幣贋造狙いだ。伏線張り過ぎ!二転三転する物語の結末は予測不能。贋札作りをめぐり巻き起こる奇想天外アクション小説。シリーズ続編「NG作戦」併録。
0186
ちくま新書
社会に窮屈さを感じている人、自身の考えが政治に反映されないことが不満で「世論調査は捏造だ」と考えている人へ。世論調査の正しい読み方を身に付け、社会の真の姿に迫ろう。
0187
学芸文庫
「書いたものの中で最も良い本であると同時に最も親しみやすい本」と述べた遺著。エロティシズムは禁忌と侵犯の中にあり、死と切り離すことができない。多数図版で構成の集大成。【解説】林好雄
0188
ちくま文庫
高校国語教科書に掲載されたことのある森鷗外の小説を中心とした作品集。教科書に準じた傍注や図版付きで読みやすく分かりやすい。解説として、併せて読みたい鷗外についての名評論も収録。
0189
学芸文庫
ホノルル捕虜収容所にべらんめえ口調で日本人捕虜の度肝を抜く将校がいた。「人間主義」は日本兵をどう変えたか。戦後日本を震撼させた幻の名著。【解説】前澤猛
0190
学芸文庫
中国のめんは、いかにして「中華風の和食めん料理」へと発達を遂げたか。本書は、膨大な史料を踏まえて描かれた、丼ぶりの中の壮大な歴史ドラマである。巷間のラーメン情報の底本となったラーメン通史の決定版。
0191
筑摩選書
日本は右傾化が進んでいるのか?第一級の書き手が結集、「社会」「政治と市民」「国家と教育」「家族と女性」「言論と報道」「宗教」の6分野で実態を明らかにする。包括的にして最良の「右傾化」研究の書。
0192
学芸文庫
困難な時代を生きた仏教者の真摯な肉声。静的なイメージで語られる大拙だが、彼の仏教はこの世をよりよく生きていく力を与えるアクティブなものだった。その全貌に迫る著作選。
0193
単行本
ちくまさんはちょっぴりドジだけど勤労意欲溢れるナイスレディ。いつもほがらかはつらつ、今日も世のため人のため不思議なお仕事がんばります!「ちくま」の連載がオールカラー書籍化。【帯文】高野文子 【ブックデザイン】名久井直子
0194
ちくま文庫
「改憲論議」の閉塞状態を打ち破るには、「虎の尾を踏むのを恐れない」言葉の力が必要である。護憲と改憲の枠組を超えて。四人の書き手によるユニークな洞察が満載の憲法論。
195
学芸文庫
〈根源〉へのまなざしが、〈ドイツ・バロック悲劇〉という天窓を通して見る、存在と歴史の〈星座〉(状況布置)。関連論考・資料を加えた、ベンヤミンの主著の新訳決定版。
0196
筑摩選書
人が集まり音頭にあわせ踊ることは楽しいだけでなく人や地域にとって大切な役割を持っている。戦災・震災後の鎮魂の盆踊り、団地の盆踊り、野外フェスのような盆踊り、コロナ禍の盆踊り…盆踊りを通して戦後日本の変遷を見る。
0197
単行本
「150人が語り、150人が聞いた東京の人生」。一般公募の「聞き手」によって集められた「東京出身の人」「東京在住の人」「東京にやってきた人」の膨大な語りを収録したかつてないスケールで編まれたインタビュー集。1216頁150万字。
0198
ちくま文庫
津軽海峡を舞台に老練なマグロ漁師の孤絶を描く表題作。四国に異常発生した鼠と人間との凄絶な闘いの記録「海の鼠」など、動物を仲立ちとして自然と対峙する人間たちの姿を精密に描いた傑作小説四篇を収録。【解説】栗原正哉
0199
単行本
人類は変態する、ニンゲンを脱ぎ捨てろ。歴史は書き換えられ世界は塗り替えられ魂は入れ替えられていく―。圧倒的イマジネーションで悪夢的現実の甘美さを描いた、新たな人類のための異形の“創世記”。中編「満潮」を併録。
0200
ちくま新書
やさしいだけじゃ、つまらない。ピタゴラスの定理や連立方程式といった基礎の基礎を出発点に、美しく深遠な現代数学の入り口まで一気に到達する道筋がある! ホンモノを知りたい人のための、スピード感あふれる最強入門書。