1931年新潟県佐渡郡金井町生まれ。新潟大学人文学部経済学科卒業。佐渡高校教諭を経て、88年筑波大学教授、94年群馬県立女子大学教授などを歴任。従来の、武士を中心とした「日本近世史」の史観に異議を唱え、当時の一般庶民である百姓こそが時代の主役であったという視点を、村々に残る史料をひもときながら主張しつづけている。著書に『佐度金銀山の史的研究』(第9回角川源義賞受賞)、『帳箱の中の江戸時代史』(新潟日報文化賞受賞)、『日本の江戸時代』ほか多数。2018年没。

田中圭一

の本

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