1962年大阪生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。文学博士。専門は言語学、コミュニケーション論。これまで軽視・無視されがちであった「周辺的」な言語現象の考察を通じて言語研究の前提に再検討を加えている。とくに、人と環境、人と人とのインタラクションが、言葉とどう関わっているか、体験と知識、探索と体感などをテーマとしている。著書に『よくわかる言語学』(アルク)、『認知言語論』『日本語不思議図鑑』(大修館書店)、『「うん」と「そう」の言語学』(編著、ひつじ書房)、『ささやく恋人、りきむレポーター??口の中の文化』(岩波書店)など。