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シリーズ・全集

筑摩叢書 37 私の「漱石」と「龍之介」

定価

1,538

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01037-7

Cコード

1095

整理番号

1965/05/25

判型

四六判

ページ数

268

解説

内容紹介

門弟として敬愛措くあたわない師漱石の面影と、同門にして良き理解者だった芥川との交遊を、時にのぞみ折りにふれ、ユニークな筆致で綴った百鬼園の全文章。

著作者プロフィール

内田百閒

( うちだ・ひゃっけん )

1889-1971。岡山市の生まれ。本名は栄造。ペンネームは郷里の百閒川にちなむ。旧制六高在学中は俳句に親しむ。東大ドイツ文学科卒。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学等でドイツ語を教える。教師をやめたのち作家活動に入り、特異な幻想をつづった短編集「冥途」「旅順入城式」を発表。飄逸な「百鬼園随筆」によってひろく世に出た。借金術の大家で、鉄道好きとしても知られていた。

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