シリーズ・全集
AIにはない「思考力」の身につけ方
─ことばの学びはなぜ大切なのか?
今井むつみ
著
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1,923
円978-4-480-01365-1
0395
1992/06/25
四六判
264
頁金沢に生れた鏡花は、母や町内の娘から草双紙の絵解きや口碑伝説を聞いて育ち、十歳で母を失った。その作品では、郷里の自然は他界に変容し、女性は超自然的な美の理想、深い中心に昇華している。鏡花は犬と雷をこわがり、怪異や幽霊の存在を信じていた。シュールな作家なのだ。著者は特に晩年、鏡花を熟読し、その面白さを折にふれて書き伝えた。単行本未収録、遺稿を含む、そのすべてを収める。
鏡花のこと
「薄紅梅」
人と作品
母恋し夕山桜峰の松(鏡花)
「夫人利生記」と「釈迦八相倭文庫」
鏡花耽読
鏡花余滴
芍薬の歌
『番町夜講』―鏡花の短篇小説
鏡花と能楽
冬夏有雪
鏡花の河童
「白鷺」
「星女郎」
「小春の狐」
鏡花とメリメ
鏡花・万華鏡
鏡花掌篇
鏡花と弁天さま
鏡花の「談話」
鏡花の本
阿修羅と美女
鏡花雑談―一フランス文学者の見た鏡花
異才鏡花
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