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筑摩選書

数学の想像力

——正しさの深層に何があるのか

数学者、哲学者たちを戦慄させた 正しさのパラドクスとは――

数学には正解がある。それはなぜ正しいのか。正しさを追い求めた先に数学者たちは大いなるパラドクスを見てしまった──。人間にとって正しさとは何かを問い直す。

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01575-4

Cコード

0341

整理番号

0069

2013/06/12

判型

四六判

ページ数

320

解説

内容紹介

数学は音楽に似ている。論理と感性、理性と直観等、対立するもののように思われがちだが、音楽も数学も古来、天上へつづくかのような調和の美しさで人を魅了してきた。ところが数学者たちはやがて気づく。数の世界に潜む見えない数、無限、そして緻密な論理が孕むパラドクスの深淵。しかしそこに、数学が自由に飛翔するための契機があった―。古代文明から現代まで四千年にわたる数学の歴史をたどり、人間にとって正しさとは何かを問いなおす。

目次

第1章 背理法の音楽
第2章 見よ!
第3章 数を観る
第4章 儀式としての証明
第5章 見えない正しさ
第6章 無限に対する恐怖
第7章 無限の回避
第8章 伝統のブレンド
第9章 無限小算術
第10章 西洋科学的精神

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