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筑摩選書

イスラームの論理

神や預言者とは何か。スンナ派とシーア派はどこが違うか。ハラール認証、偶像崇拝の否定、カリフ制、原理主義……。イスラームの第一人者が、深奥を解説する。

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01637-9

Cコード

0314

整理番号

132

2016/05/11

判型

四六判

ページ数

304

解説

内容紹介

現代世界が直面しているテロの背景には、やむを得ない実力行使の側面がある。けれど、そもそもイスラームは本当に好戦的なのか。激しい攻撃にさらされてもなお、信仰者を増やし続ける魅力はどこにあるか。イスラームを貧困と暴政に陥れた“真犯人”は誰なのか。日本人がイスラームを理解することはできるのか―。日本人研究者、信仰者としてイスラームを三〇年以上見つめてきた第一人者が、イスラームの深奥を明らかにする。異文化を知ることは、自文化を知ることである。そこに立ち現れる日本の姿とは。

目次

プロローグ 幾重もの「ヴェール」の向こうのイスラームをいかに理解するか
第1章 イスラームと現代世界
第2章 日本とイスラーム
第3章 アッラー
第4章 預言者ムハンマド
第5章 ウンマの歴史
エピローグ 新たな「地平融合」へ向かって

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