筑摩選書
日本と西欧の五〇〇年史
西尾幹二
著
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現代世界が直面しているテロの背景には、やむを得ない実力行使の側面がある。けれど、そもそもイスラームは本当に好戦的なのか。激しい攻撃にさらされてもなお、信仰者を増やし続ける魅力はどこにあるか。イスラームを貧困と暴政に陥れた“真犯人”は誰なのか。日本人がイスラームを理解することはできるのか―。日本人研究者、信仰者としてイスラームを三〇年以上見つめてきた第一人者が、イスラームの深奥を明らかにする。異文化を知ることは、自文化を知ることである。そこに立ち現れる日本の姿とは。
プロローグ 幾重もの「ヴェール」の向こうのイスラームをいかに理解するか
第1章 イスラームと現代世界
第2章 日本とイスラーム
第3章 アッラー
第4章 預言者ムハンマド
第5章 ウンマの歴史
エピローグ 新たな「地平融合」へ向かって
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